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 アユ釣りが解禁される6月に向け、甲斐市牛句の県水産技術センターで4日、センターが育てたアユの出荷が始まった。体長約7センチに育った稚魚約200キロが、身延町の富士川漁協に向けて運ばれた。

 アユは昨年10月に採卵され、半年がかりで体長約7センチに成長。センター職員らはこの日、アユを計量し、いけすが備え付けられた「活魚車」にアユを流し込んでいった。出荷されたアユは早速、富士川漁協が富士川や常葉川に放流した。

 今年も例年並みの計約7トンが来月下旬にかけて県内の漁協へ出荷され、各地の川に放流される。解禁日の6月には体長約16~18センチになるという。センター研究員の芦沢晃彦さん(32)は「アユが川で元気いっぱいに育ち、6月には多くの人にアユ釣りを楽しんでほしい」と期待していた。(市川由佳子)