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 富士市がインターネットを通じて寄付金を募るクラウドファンディングで購入した災害派遣用のトイレトレーラーが配備され、4日に市役所でお披露目式が行われた。

 一般社団法人「助けあいジャパン」(東京)は、災害時のトイレ不足を全国の市区町村が1台ずつトイレトレーラーを配備することで解消しようという「災害派遣トイレネットワークプロジェクト」を進めており、同プロジェクトに応じた第1号車。車内には洋式便器の個室が四つある。

 市では、市内外から集まった320件、計1250万円の寄付金で米国製トレーラーを購入した。被災地への派遣に備え、防災危機管理課の職員2人が牽引(けんいん)免許を取得。ふだんはお祭りなどでも活用し、災害時トイレ対策の啓発にもつなげていく。

 「助けあいジャパン」によると、プロジェクトにはほかに西伊豆町と愛知県刈谷市の参加が決まっているという。富士市では、小長井義正市長らが名刺の裏にプロジェクトのPRを印刷し、さらに全国に広める運動に協力を続ける。(六分一真史)