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 通信教育大手ベネッセコーポレーション(岡山市)が販売する小学3年生向けの算数テストが、同種テストを作成する2社から「自社のテストと酷似している」と指摘を受けていることが分かった。ベネッセは「著作権の侵害はない」との立場だが、テストを自主回収したり、一部の内容を差し替えたりして対応した。

 テストの酷似を指摘したのは、教育同人社と光文書院(いずれも東京都)。ベネッセは2016年度からこの種のテストに参入しており、指摘を受けた二つのテストはいずれも同年度から販売が始まった。

 教育同人社によると、15年度に発行した小学3年生向けの自社テストと、ベネッセのテストは問題で使っている数字が異なるものの、計算や時計の読み方、図形の面積など問題の種類やレイアウトが極めて似ている。今春にベネッセのテストと比較して確認し、「当社のテストを参考にしない限りはこれほど酷似しない」として3月、出版差し止めを求める警告書を送ったという。

 また、光文書院によると、14年度に発行したテストとベネッセのテストが酷似しているとして、16年に出版差し止めと回収を求めた。光文書院の担当者は「独自に創作した問題で、これほど酷似することはあり得ない」と話す。

 ベネッセは朝日新聞の取材に対して「著作権侵害はない」としているが、教育同人社から指摘された分については「学校や利用者に無用な心配をかける」可能性を考慮し、内容の変更を行ったという。また、光文書院から指摘を受けたテストも同様の理由で、約2700部を回収したという。

 専門家は今回の問題をどうみる…

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