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 中国の習近平(シーチンピン)国家主席は3日、初訪中したジンバブエのムナンガグワ大統領と北京の人民大会堂で会談した。37年に及ぶ長期政権を続け、中国とも深い関係を築いてきたムガベ大統領が昨年11月に辞任。習氏は「両国関係の新たな一章を記したい」と呼びかけた。

経済協力を強化へ

 国営新華社通信が伝えた。金やダイヤモンドなどが豊富なジンバブエは、欧米企業などの進出を制限する一方、中国とは長く資源外交を展開してきた。しかし、ムガベ氏に代わり大統領となったムナンガグワ氏は、欧米などからも投資を広く呼び込めるよう政策を転換しつつある。

 ジンバブエを引きつけておきたい習指導部は今回、ムナンガグワ氏を国賓として厚遇。農業や科学技術分野などで協力文書を交わした。ムナンガグワ氏は「国家ガバナンスを巡る情報や経験を交換し、両国の協力を貿易、通信など全方位に広げたい」と語った。(北京=冨名腰隆)