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 元防衛相が「ない」と言っていた日報が見つかり、厚生労働相は官僚の発言との矛盾があらわになった。森友学園との国有地取引をめぐる答弁でも食い違いが相次ぐ。野党の追及を強弁ではねのけ続問題けた安倍政権が、対応を迫られている。

 5日の参院外交防衛委員会。陸上自衛隊のイラク派遣時の日報問題への対応に批判が相次いだ。

 口火を切った民進党の牧山弘恵氏は「シビリアンコントロール(文民統制)が不全な状況にある」と指摘。「陸自の根深い隠蔽(いんぺい)体質が、現政権の情報公開を重視しない姿勢と共通性を感じる」と切って捨てた。

 昨年2月の衆院予算委では、イラク派遣時の日報の存在を聞いた野党議員に対し、当時の稲田朋美防衛相が「見つけることはできなかった」と答弁。それから1年以上もたってから、この答弁が覆された。

 小野寺五典防衛相は今月2日、日報の存在を公表。4日には、稲田氏の答弁の1カ月後に見つかっていたことも明らかになった。

 5日の委員会では、立憲民主党の福山哲郎幹事長が「真相を明らかにしないといけない」として稲田氏の参考人招致を要求。民進党の小西洋之氏は「シビリアンコントロールを欺く行為だ」として、小野寺氏の辞任を求めた。

 こうした野党の追及に対し、小野寺氏は「おわび」こそ言葉にしたが、自らの辞任には触れず、「厳正に対応していきたい」として徹底調査する考えを強調。さらに「シビリアンコントロールが機能していなければ、まだ公表されていなかった可能性もある」と述べ、文民統制が利いた結果だと主張した。

 ただ、防衛相への報告まで1年…

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