白鵬「土俵に女性、あまり違和感ない」 アナウンス問題

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 大相撲の春巡業中、土俵で人命救助にあたった女性に、土俵から降りるよう行司がアナウンスした問題。一夜明けた5日も、角界の動揺は収まっていない。

 多々見良三・舞鶴市長が倒れた巡業の開催地だった京都府舞鶴市から緊急帰京した担当の松ケ根親方(元幕内玉力道)が協会執行部に経緯を説明した。尾車事業部長(元大関琴風)は「行司を叱るのではなく、臨機応変に対応できるよう教育していかないといけない」。突然の事故に対応するため、自動体外式除細動器(AED)の講習を徹底させる考えも示した。

 この日、兵庫県姫路市での巡業中に取材に応じた横綱白鵬は「全然知らないで土俵に上がった」と驚きを隠さなかった。問題のアナウンスについて、「人の命がかかっていたんだからね」と苦い表情をみせた。

 再び「土俵と女性」が注目される。国内外の小中学生を集めて相撲大会を主宰している横綱白鵬は、東京・国技館で開催していなかった時期に少女が土俵に上がった例があるとし、「アマチュアなら女性も取り込んでいかないといけない。世界大会で女性が土俵に上がるのを見たこともあるし、あまり違和感はない。本場所だったらまた別の話だけど」と見解を語った。