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 子宮頸(けい)がんの2度目の再発を2月に公表した俳優の古村比呂さん(52)。2017年11月末に肺とリンパ節への転移が分かり、抗がん剤治療を受けていると言います。病と向き合う日々についてお話を伺いました。

こむら・ひろ
北海道美幌町生まれ。1987年、21歳でNHK朝の連続テレビ小説「チョッちゃん」のヒロインを演じ、その後も舞台やテレビドラマに出演。2011年に子宮頸がんが分かり翌年手術。17年3月に再発、同11月に再々発が分かり通院治療中。離婚後、シングルマザーとして息子3人を育てる。リンパ浮腫に悩む人の交流の場「シエスタの会」を15年夏に始めた。

感情がフリーズ

 ――再々発を告げられたときは。

 ショックでした。感情がフリーズしました。言われていることを受け入れたくないという気持ちがあったのでしょう。感情が入ると、先生の話をきちんと聞けないからというのもありました。

 1度目の再発が分かったのは、子宮の全摘手術をしてからちょうど5年たった昨年3月。その後1カ月間は集中的に抗がん剤と放射線で治療して、夏にはどうしてもやりたかったテレビドラマ「トットちゃん!」出演の仕事もできて、さあこれからというタイミングでした。

 その1カ月の集中的な治療では、吐き気やだるさの副作用がきつかったので、再々発と言われて「またあれをやるの?」と恐怖をおぼえました。吐き気止めの薬を変えて良くはなったんですが、次に味覚障害が出て何を食べても金属的な味になり、食欲が落ちました。言葉は悪いけれど「えさ」を食べているような状態。治療の後、味覚が元に戻ったときはほっとしました。そういう記憶があったので怖くなったんです。

 ――現在はどんな状況ですか。

 1月から新たな抗がん剤の治療を受けていて、しびれが少し出ていますが、体調は良いと思います。以前はとにかく「がんを消そう」ということばかりで余裕がなかったのですが、今回は体がどう反応しているかとか、どうしたら気持ち良く過ごせるかとか、冷静にパターンを見ています。

 食事はこれまでいろいろ試して、自分なりにベストコンディションになるものを探してきました。完全な玄米食は消化がうまくできなくて合わないとか、脂や甘い物をとりすぎないようにするとか。大好きなアイスクリームもセーブしています。

 でも食事って楽しむのが一番。外でだれかと食べるときは、あまり気にせず楽しく食べます。

心の持ちようが大きい

 ――再々発を公表した2月の時…

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