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 地域文化に根ざしたデザインで、国内外の旅行ファンから人気を集めている米ブランド「エースホテル」が、日本に初上陸する。外国人観光客の多い京都市の中心部で、建築家の隈研吾氏がデザインを監修。2019年末の開業をめざす。

 NTT都市開発が6日、発表した。ホテルは同社が商業施設「新風館」の跡地(京都市中京区)に建設中の複合施設(地上7階地下2階)の2~7階と、既存の建物に入る。杉の骨組みや、織物をイメージした金網を配し、京都の景観との調和を図るという。総客室数は213。1階より下には飲食店など約20店舗が入る。

 京都市内で会見したエースホテルのブラッド・ウィルソン社長は、「文化に造詣(ぞうけい)が深い旅人を魅了し、地域にも心地よい中枢(施設)を目指す」と語った。

 エースホテルは1999年に米シアトルで創業。ニューヨークやロンドンなど欧米で9施設を運営している。ホテルごとに異なる斬新なデザインや、地域文化発信の拠点になるなどのコンセプトは、ホテル業界の「新潮流」と言われる。

 新風館は1926年建設の旧京都中央電話局の建物を生かし、2001年から16年3月まで営業した商業施設。野外ホールはダンスやライブのイベントに使われ、若者に支持された。(佐藤秀男)