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 森友学園をめぐる財務省による公文書改ざん問題などに抗議する6日夜の首相官邸前デモに、立憲民主党の福山哲郎幹事長や共産党の小池晃書記局長ら野党幹部が参加した。野党幹事長クラスが相次いで加わることで街頭での抗議デモとの連携を強め、疑惑解明や政権の責任追及を迫りたい考えだ。

 立憲の福山氏は、森友問題に加えて2日に発覚した自衛隊の日報隠蔽(いんぺい)問題にも触れ、「まさに日本の民主主義が壊されてきた1年だ。安倍政権は国会で真実を語らないことが国民にも知れ渡った。国民を裏切っていることと同じだ」と訴えた。

 共産党の小池氏は「公文書の改ざんやうそをつかないのは当たり前。こんなことを許していけないのは保守も革新も、右も左もない」と強調。「皆さんの毎週の戦いが野党を結束させている。市民の後押しで安倍政権を倒し、新しい誇り持てる日本に変えていこう」と市民と野党のさらなる連携を呼びかけた。デモには社民党の福島瑞穂副党首も駆け付けた。

 首相官邸前の歩道はこの日、「市民と共に政治を」「未来のための政治を」と書かれたプラカードや色鮮やかなペンライトを持った人で埋め尽くされた。安倍晋三首相の妻昭恵氏らの説明責任を求め、「本当のことを言え」などと訴える声が響いた。

 デモ主催者らは今月14日に国会前で大規模デモを予定し、森友問題などの真相究明を求める声をさらに広げていきたい考えだ。(及川綾子)