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 新年度が始まりました。この機会に、パソコンやスマートフォンを買い替えようという人も多いのではないでしょうか。そこで注意したいのが古い機器の処分です。下取りや譲渡など使える状態で渡す場合はもちろん、廃棄する場合でも、長く使っているうちにたまった自分のいろいろなデータを残したままではいけません。処分前にデータを消す方法について確認しましょう。(ライター・斎藤幾郎)

残ったデータの危険性

 パソコンやスマートフォンといった機器には、利用者に関する情報がたくさん保存されています。利用者が作成した書類や写真などはもちろん、送受信した電子メールや連絡先、ウェブブラウザーに保存されている表示履歴や「お気に入り(ブックマーク)」、自動保存されたクレジットカード番号やパスワードなど、普段あまり意識することなく保存されている情報もたくさんあります。

 こうしたデータが残っていると、処分した機器を次に入手した人が、偶然もしくは故意にデータを見つける危険性があります。そう考えると気味が悪いのはもちろんのこと、情報が悪用されたら大変です。残念ながら、処分を依頼した業者が「犯人」になる可能性もないとは言えません。

 対策としては、パソコンやスマートフォンを出荷時の状態に戻す操作(初期化)をしてから処分するのが基本です。そうすれば、パソコンから利用者の情報やデータが削除されます。ただ、世の中には削除したデータを部分的に復元するツールがいろいろ出回っているため、興味本位、あるいは悪意をもってデータを拾い出そうと考える人に対抗するためには、ちょっと工夫が必要です。

パソコンを初期化するには

 ウィンドウズ10や8.1には標準でパソコンを出荷時に戻す機能が内蔵されており、その中にデータを消去する設定が含まれています。ウィンドウズ10の場合、「設定」アプリの「更新とセキュリティ」にある「回復」から「このPCを初期状態に戻す」を選択し(画像1)、「全て削除する」→「すべてのドライブ」→「ファイルを削除してドライブのクリーニングを実行する」の順に選択します。「クリーニング」を選ぶと、ハードディスクに一度無関係なデータを書き込んでから出荷時の状態に戻すので、以前のデータが他の人に回復されにくい状態になるのです。

 ウィンドウズ7以前は、パソコンメーカーごとに独自の操作で出荷時の状態に戻すのが基本です。作業の際にハードディスクを初期化(フォーマット)するよう選択しましょう。一部のメーカーはその際に前述のクリーニングと同様の処理が可能な機種もあります。パソコンの取り扱い説明書や出荷時に戻す機能の画面を確認してください。

 ソースネクストの「ドライブイ…

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