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 心不全のマウスに、人の体内でもつくられるたんぱく質「インターフェロンγ(ガンマ)」を投与すると、低下した心機能が改善したと、県立医科大学の近藤稔和教授(法医学)らの共同研究チームが発表した。心不全の新たな治療薬の開発にもつながる成果だという。

 インターフェロンγは、たんぱく質の一種で、免疫細胞を活性化させて感染症への抵抗力を向上させる働きがあるほか、抗がん効果などもあることがわかっている。

 共同研究チームによると、遺伝子操作や薬剤によって人工的にインターフェロンγを産生できなくしたマウスを心不全にしたところ、心機能がさらに悪化。一方で、人工的に心不全にしたマウスにインターフェロンγを投与したところ、低下した心機能が通常に近い状態まで回復した。

 心不全は、高血圧や心筋梗塞(…

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