平昌金の菊池彩花が引退表明「やり切ったという気持ち」
平畑玄洋
平昌五輪のスピードスケート女子団体追い抜きで金メダルを獲得した菊池彩花選手(30)が8日、現役引退を表明した。所属する富士急スケート部の創部50周年記念祝賀会が山梨県富士吉田市であり、その場で明らかにした。記者会見で「やり切ったという気持ちが大きい。積み重ねてきたものが結果に結びついた」と語った。
準決勝に高木菜那選手、美帆選手の姉妹と出場してカナダを破り、金メダルに貢献した。2016年の練習中に転倒し、他の選手のブレード(刃)で足に大けがを負ったことに触れ、「自らの経験を生かしてアドバイスし、指導者として後進を育成したい」と話した。(平畑玄洋)
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