[PR]

 日本サッカー協会が、成績不振などを理由に日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)を解任することが9日、分かった。協会の田嶋幸三会長が明らかにした。田嶋会長自らが渡欧し、7日に監督本人に解任の意思を伝えたという。9日午後4時から会見を開き、後任人事などを発表する予定。

 ワールドカップ(W杯)ロシア大会の開幕を6月14日に控えるなかでの電撃解任。過去の八百長疑惑が原因で2015年2月に解任されたハビエル・アギーレ氏に続き、任期途中で日本代表監督が代わる異例の事態となった。

 ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のハリルホジッチ監督は、15年3月に就任。W杯のアジア最終予選B組を6勝2敗2分けの勝ち点20で首位通過し、日本を6大会連続6回目のW杯出場に導いた。

 しかし、最終予選後は3勝4敗2分け。特に、海外クラブ所属選手を擁した試合では、戦術や選手起用がうまくいかずに1勝3敗2分け。結果も内容も伴わない試合が続き、今年3月のベルギー遠征中には、監督の采配に疑問を投げかけるような声が代表選手からも上がっていた。こうしたチーム内の不協和音を重く見た日本協会が、W杯直前での監督交代に踏み切ったとみられる。

 ハリルホジッチ監督は14年W杯ブラジル大会でアルジェリアを率いて同国史上初の16強入りを成し遂げた。10年W杯南アフリカ大会についてもコートジボワールを指揮して出場権をもたらしたが、その後の不振が原因で大会前の同年2月に解任された過去がある。