[PR]

 たとえチームをサッカーのワールドカップ(W杯)出場に導いたとしても、監督交代となるケースは少なくない。9日に解任が明らかになった日本代表のハリルホジッチ監督は、コートジボワール代表を2010年のW杯南アフリカ大会に導きながら直前に解任された経験を持つ。W杯ロシア大会に出場するチームでも早くも監督交代劇が起きている。

 日本とアジア最終予選を戦ったサウジアラビアは監督交代を繰り返している。ロイター通信によると、3大会ぶりにW杯を決めたファンマルウェイク監督が昨年9月、「スタッフが首になり、これ以上仕事はできない」などとして退任。その後、アルゼンチン人のバウサ監督が就任したが、わずか2カ月で解任され、アルゼンチン人のピッツィ監督が後釜に座った。

 豪州は、ポステコグルー監督(現J1横浜マ監督)がW杯最終予選プレーオフを勝ち抜くと退任を表明。英BBCによると、ポステコグルー監督は「代表監督には巨大な責任が伴う。次の人に引き継ぐときだと感じた」。W杯予選でサウジアラビアを指揮したファンマルウェイク監督が後任に決まった。

 2大会ぶりの出場を決めたセルビアも昨年10月にムスリン監督を解任。守備的な戦術や若手を起用しないことに批判が集まった。後任には、コーチを務めていたクルスタイッチ監督が昇格した。(河野正樹