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 兵庫医科大学ささやま医療センター(兵庫県篠山市黒岡)は4月から、「総合診療科」を開設した。主に初診の患者が、どの診療科で診てもらえればいいか分からない場合などに対応。研修医が先輩医師の指導も受けて診断や治療、専門医への紹介などをする。高齢化社会に備え、総合的な知識で診断できる医師を育てるのも狙いという。

 センターによると、総合診療科は片山覚(さとる)院長を部長に、センターの専門医と病院助手、研修医ら計27人で構成。最初に研修医が診療し、必要に応じて先輩医師に相談し、指導を受ける。風邪や腹痛などを治療し、重い症状や難しい病気の可能性がある場合は専門医を紹介などする。

 「ふらふらして転んでけがをした」「熱があるしおなかも痛い」などとして、どの診療科に行けばいいのか分からない患者や、急に症状が出て予約をしていない患者などに臨機応変に対応するのが、総合診療科の特長だ。

 片山院長は「高齢化社会を迎え、複数の病気を抱えるお年寄りも増える。最初に適切な診断をする窓口として、高齢者らの医療へのアクセスをスムーズにしたい。将来、地方で活動する医師を育てる場にもなる」と話す。

 このほか、市民の健康のための「健診センター」も4月から開設した。内科、外科、産婦人科、小児科などはこれまで通りの診療を続ける。

 問い合わせは、ささやま医療センター(079・552・1181)。

 

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(鵜飼真)