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特派員リポート 染田屋竜太(ヤンゴン支局長)

 3月21日、ミャンマーのティンチョー大統領が辞任するという発表があった。その1週間後、与党・国民民主連盟(NLD)幹部でアウンサンスーチー国家顧問の側近、ウィンミン前下院議長が新大統領に選出された。政権内部で何が起こったのか。交代劇の取材を進めると、NLD政権が直面する課題や、スーチー氏の思惑が絡み合った現状が見えてきた。

 「スムーズな移行で最適な新大統領を選ぶことができた」。NLDの最高幹部会議である中央執行委員会(CEC)メンバーのメーウィンミン氏は取材に対し、満足げに語った。CECによると今年初め、ティンチョー前大統領が検査などのためにシンガポールで入院した頃から、新大統領選出の具体的な準備を水面下で進めていたという。

 「健康状態の悪化」を理由にテ…

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