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 10日午前5時40分ごろ、大分県由布市湯布院町川上で、「前の家が燃えている」と近所の女性から119番通報があった。約2時間後に鎮火したが、無職大谷剛隆(よしたか)さん(81)方の木造平屋建て住宅約100平方メートルが全焼。焼け跡から男女2人の遺体が見つかった。

 大分南署や由布市消防本部によると、大谷さんは妻のチヨ子さん(76)と2人暮らし。女性の遺体はチヨ子さんと確認された。敷地内には鮮魚店と住宅の2棟があり、住宅が全焼した。

 現場は湯布院の代表的な観光名所で、温泉旅館が集まる金鱗湖から約500メートル。土産物店街「湯の坪街道」近くの住宅や飲食店などが立ち並ぶ一角にある。

 近くで旅館を営む男性(57)は「消防団のサイレンで表に出たら目の前で大きな火が上がっていた。数年前にも火災があったので心配だ」と話した。