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 熊本県産山村で10日、村立の義務教育学校「産山学園」の開校式と入学式があった。小中学校の区切りをなくし、一つの学校で9年間学ぶ義務教育学校は、県内では昨年度に開校した高森東学園(高森町)に次ぎ2校目。入学式には新2~9年生が参加して初の1年生を迎えた。

 産山学園は、同じ敷地で校舎が隣接していた産山小と産山中を一緒にして開設。校長は1人になり、職員室も一つとなった。児童・生徒数は計113人。

 産山村ではこれまでも中学校の先生が小学校で教えたり、小学1年生から英会話の授業を導入して中学校の英語教育につなげたりと、小中一貫型の教育に取り組んできた。義務教育学校にすることで、より効率よく独自の教育を進めることをねらうという。

 入学式では8人の新入生を代表して畠中鈴菜(れな)さんが「ランドセルをからって学校に行くのが楽しみです」とあいさつ。1年生はその後、村から贈られたランドセルや黄色い帽子を教室で受け取り、担任の先生から「皆さんは9年間この学校に通います。9年生の頃にはすてきなお兄さん、お姉さんになってください」と声をかけられていた。(後藤たづ子)