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 NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクは10日、携帯電話番号を使って短い文章を送れる「ショートメッセージサービス」(SMS)を拡充し、長い文章や画像、動画も送れるサービスを始めると発表した。同様の機能を持つ通信アプリ「LINE(ライン)」が主に若者向けなのに対し、中高年層やビジネス上の付き合いなどでの利用を見込む。

 新サービスは「+(プラス)メッセージ」で、5月9日に始める。スマートフォンやタブレット端末に専用アプリを導入して使う。3社以外の格安スマホも、事業者から希望があればサービス提供を検討するという。

 SMSは他社の端末あてで最大70文字の文章しか送れないが、新サービスは最大2730文字の文章と写真、動画のほか、感情を表す500点の無料スタンプもそろえた。グループ内でのやりとりもできる。画面は対話形式でメッセージなどが表示され、LINEそっくりだ。

 SMSは1回3円かかるが、新サービスの料金は基本的にインターネット通信とあわせた毎月の定額の通信料に含まれる。

 LINEでやりとりするには「友だち登録」が必要だが、新サービスは電話番号さえわかれば送受信できるのが利点だ。ドコモの藤間良樹・コミュニケーションサービス担当部長は会見で「電話番号は本人確認をして初めて得られる。なりすましのリスクは低く、安心してメッセージをやりとりできる」と話した。

 3社は将来的には、「+メッセージ」で企業と顧客をつなぎ、飲食店を予約できるようにするなどサービスの幅を広げ、収益につなげたい考えだ。(徳島慎也)