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 兵庫県赤穂市の山林に男性の遺体を遺棄したとして、県警は11日、神戸市中央区生田町1丁目の飲食店経営大上(だいじょう)知晃(22)、同区加納町2丁目の飲食店員山崎登夢(とむ)(21)の両容疑者を死体遺棄の疑いで逮捕し、発表した。県警は捜査本部を設置し、男性の死因についても詳しく調べる。

 捜査1課によると、両容疑者は共謀し、1月27日から今月10日ごろまでの間に、赤穂市鷆和(てんわ)の山林に、神戸市西区の自営業岸健治さん(33)の遺体を遺棄した疑いがある。県警は2人の認否を明らかにしていないが、うち1人の供述に基づき、10日夜に遺体を見つけた。もう1人は容疑を否認しているという。

 岸さんは1月27日、「人と会ってくる」と家族に伝えて自宅を出た後、連絡が取れなくなった。母親が3月1日に神戸西署に行方不明者届を出し、県警が交友関係などを調べたところ、2人が浮上したという。

 遺体が見つかったのは、JR赤穂線天和(てんわ)駅から東に約400メートルの海辺の山林。近くの工場に勤める男性(60)は「この辺りは工場ばかりで民家がなく、夜は暗くて人通りもほとんどない」と話した。