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 学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画について、愛媛県職員らが2015年4月に柳瀬唯夫首相秘書官(当時)と面会したとされる記録を作成したことを明らかにした同県の中村時広知事は11日の記者会見で、国に対して「正直に丁寧に、ということに尽きる」と述べ、説明責任を果たすよう促した。

 記録文書には柳瀬氏が「本件は、首相案件」と述べたと記されているが、柳瀬氏は「記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはない」と否定し、食い違っている。中村知事は「国がしっかりと検証し、丁寧に説明されるということなので、していただければ」と話し、「『記憶の限り』という言葉は、ちょっと気になる。どうなのかなと、聞いた方は感じてしまう」と柳瀬氏の対応に不快感をにじませた。

 野党6党は柳瀬氏らの証人喚問を求めることで一致しているが、中村知事は「国会が決めること」と述べるにとどめた。