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 福島県は9日、2017年度に実施した県内の農林水産物の放射線モニタリング検査の結果をまとめた。1万9545件のうち国の基準値を超えたのは10件だった。前年度より4件増える結果となったが、県環境保全農業課は「おおむね減少している傾向に変わりない」としている。

 基準値を超えたのは、川や湖の水産物が8件で、阿武隈川水系で採取されたイワナとヤマメが各4件。このほか、いわき市のクリと、鮫川村の野生の山菜のモミジガサ(シドケ)が各1件だった。

 基準値を超えた魚は水系で出荷制限がかかり、市場に流通しない。いわき市のクリは12年以降販売を中止し経過観察している特定の農場で検出されたという。鮫川村のモミジガサは県が出荷自粛を要請している。 モニタリング検査は震災後から続けており、基準値を超えたのは、12年度1106件、13年度419件、14年度113件、15年度18件、16年度は6件で初めて1桁台まで減った。

 

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(深津弘)