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 「残念なことですが、今朝もこうした中で報告がありまして、記者会見をしました」。自衛隊の日報問題。小野寺五典防衛相は11日午前の衆院予算委員会で、新たにイラクの日報2日分が1部署から、南スーダンの日報が7部署から見つかったことを明かした。

 自民党の柴山昌彦氏が「日報問題についてはやはり取り上げざるを得ません」と切り出し、日報の保管や公開ルールに関して質問すると、答弁の中で説明した。

 委員席から「おいおい」というヤジが上がる中、小野寺防衛相は「うみを出し切るという思いで努力する」と述べた。五月雨式に日報が出てくることについて「本当に大変な問題」とし、「大変申し訳ございません」と重ねて謝罪した。

 続く公明党の伊佐進一議員も「ないと回答した後にぼろぼろ出てくると。なんでこんなずさんな調査になったのか」と追及。防衛省の鈴木敦夫・統合幕僚監部総括官は、昨年2月の稲田朋美防衛相(当時)の「イラクの日報は本当にないのか」という問い合わせに担当者が「ない」と答えていた点について、「大臣の補佐が十分ではなかった」と頭を下げた。