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 IT大手の楽天と家電量販店のビックカメラが11日、共同の家電通販サイト「楽天ビック」を楽天市場内に開いた。サイトやビックカメラの店頭で買い物をすると、両社のどちらかを選んでポイントがためられるほか、商品を全国約50のビックカメラの店でも受け取れるようになる。

 これまでネット通販では別々に手配することが多かった冷蔵庫や洗濯機などの大型家電の注文と設置工事を、一度に申し込めるようにする。6月ごろには楽天ポイントも支払いに充てられるようにし、秋ごろには、午後3時までに注文すれば東京23区内へ当日配送できるようにする。今後、ビックカメラの配送網に楽天市場で扱う商品を乗せることも検討するという。

 ビックカメラは新サイトを通じ、2017年8月期に約730億円だったネット通販の売上高を4年後に1500億円に伸ばすことをめざす。宮嶋宏幸社長は11日の記者会見で「楽天の9500万人の顧客にも来店してもらい、ネットと実店舗を持つ強みを最大限に生かしたい」と話した。

 家電量販店によるネット通販ではヨドバシカメラが先行。17年3月期に約1080億円を売り上げた。