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 NTTドコモは11日、携帯電話に電波を送る基地局で、マンホール型の試作機を国内で初めて開発したと発表した。来年3月までに、観光地や大勢の人が集まる競技場など、地上に基地局を設置するのが難しい場所での本格運用をめざす。

 マンホール型基地局は、地面に縦横と深さが各70センチほどの穴を掘り、アンテナなどを入れる。ふたは、電波を遮らないように鉄ではなく、樹脂製を使う。電波が届く範囲は半径約90メートルで、小型の基地局を地上に設けた場合と同じという。

 基地局は現在、建物の上などにあるが、観光地や景勝地では、景観を損なわないように設置するのが難しい。訪日外国人客の増加などで観光地での携帯電話の通信量が膨らみ、通信速度が落ちるケースが増えたという。今後、北海道や沖縄、東京で実証実験を重ねる。(徳島慎也)

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