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 加計(かけ)学園の獣医学部新設計画をめぐり、安倍晋三首相は11日の衆院予算委員会で、2015年4月に愛媛県職員らと面会した記憶はないとする元首相秘書官の発言を「信頼している」と述べた。愛媛県の文書では元首相秘書官が面会時に「首相案件」と発言したと記されている。野党は森友学園への国有地売却や自衛隊の日報問題でも追及した。

 加計学園の問題では、15年4月に当時の柳瀬唯夫首相秘書官(現・経済産業審議官)が愛媛県や同県今治市の職員らと首相官邸で面会し、「本件は、首相案件」と述べたとされる同県の文書が焦点になった。

 首相は文書について「コメントは差し控えたい」と直接の答弁は避けつつ、愛媛県や今治市の職員に会った記憶はないとしている柳瀬氏について「柳瀬(元)秘書官の発言を私は信頼している」と言及。獣医学部新設に至る過程についても「私から指示を受けたという方は一人もいない」と述べ、介入を改めて否定した。

 長年の友人である学園理事長の加計孝太郎氏からの働きかけについて、首相は「獣医学部新設について相談や依頼があったことは一切ない」と指摘。計画を初めて知った日付は、加計学園が事業者として認められた17年1月20日だと従来の答弁を繰り返した。

 一方、愛媛県や今治市の職員が…

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