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教えて!診療・介護報酬の改定(10)

 体の性と心の性が一致しない「性同一性障害」(GID)の人が、体を心の性に合わせる「性別適合手術」。今回の診療報酬の見直しで4月から公的医療保険の対象となり、手術代の自己負担が原則1~3割になった。高額療養費制度の対象にもなり、一定の負担ですむ。

 GID学会理事長で岡山大学の中塚幹也教授は10年ほど前から、厚生労働省に保険適用を要望し続けてきた。「やっと風穴が開いた」と喜ぶ。「就職前に性別を変えておきたい」と願う若者もいるが、経済的に余裕がなく、断念する人も多いという。手術代は医療機関ごとに異なるが、岡山大学病院なら、女性から男性に体の性を変えるため乳房を切除し子宮や卵巣も摘出すると、入院費も含めて約140万円かかる。

 厚労省が方針を変えたのは、性的マイノリティーへの社会的認知が広がってきたことや、GIDの治療を手がける認定医が増えてきたことがある。

 2015年にGID学会が治療の安全性を確保するために「診療実績が20人以上」などを要件に認定医制度を創設。17年9月時点で10都道府県に計18人いる。学会は20年ごろまでに都道府県ごとに診療拠点をつくれるよう、認定医を50人程度養成したい考えだ。

 認定医に一定のメドはたったも…

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