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 伏見の酒文化の歴史を伝える月桂冠(げっけいかん)大倉記念館(京都市伏見区)の入館者が12日、一般公開を始めて31年目で300万人に達した。節目の入館者は、台湾から夫婦で来た陳冠霖さん(26)。記念のセレモニーで月桂冠の葛西正昭副社長から、昨年の全国新酒鑑評会で金賞を受賞した同社の純米大吟醸酒を贈られた。

 台湾北部の桃園市で居酒屋店長をしている陳さんは「台湾人は日本酒が好き。もらった酒は記念に店に飾ります」と笑顔を見せた。

 同館は1987年5月にオープン。市の有形民俗文化財に指定された酒造りの用具などが展示されている。近年は年間16万人強の来館者の約3割が外国人という。入館料は大人300円、中高生100円。