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 世界最大の武器輸入国インドで11~14日、国防省が主催する同国最大の防衛展示会が開かれ、世界から巨大市場を狙うメーカーが集まった。モディ首相は自国の製造業振興を掲げ、技術移転によって国産化も進めたい方針で、インド企業も最大の約500社が参加した。

 「インドは武器輸入大国であると同時に、製造国として輸出していく可能性も十分持っている」。会場で演説したシタラマン国防相は11日、こう述べた。

 会場では、最大の輸入相手国ロシアのほか、米英など多くの企業がミサイルや軍用車両などを紹介した。「メイク・イン・インディア」を掲げるモディ政権は、民間企業に武器生産のライセンスを積極的に発給し、2014年には武器製造分野での外資の出資上限を49%に引き上げるなど、規制緩和に取り組んできた。

 一方、武器輸出や国際的な共同開発・生産を活発化させようと、15年に防衛装備庁を発足させた日本からは、武器部門での出展は今回はなかった。前回、インドへの売り込みで協議が続いている救難飛行艇「US2」を出展した新明和工業の関係者は「インド政府からの開催通知が急で対応できなかった」と話した。(マハバリプラム=奈良部健)

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