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 県立博物館(山形市霞城町)の正面玄関に、巨大な「縄文の女神」がお目見えした。昨秋に伐採したモミの古木でつくった「チェーンソーアート」で、「捨てるのは忍びない」と造園業者が5カ月かけて制作した。木製の女神像は今後、博物館を訪れる人々を歴史へいざなう役目を担う。

 像は高さ2・6メートル、重さ約600キロ。12日朝、トラックに乗せられて到着し、クレーンを使って30分ほどかけて据え付けられた。巻かれていた布が取り外されると、木目が鮮やかな女神像が全身を現した。花見客が早速、一緒に記念写真を撮っていた。

 本物の「縄文の女神」は同館所蔵の日本最大級の土偶で、高さ45センチ。1992年に舟形町で出土し、2012年に国宝に指定された。約4500年前の縄文時代中期のものと見られ、均整のとれた八頭身の女性像。当時の土偶の造形美の極致とされる。

 今回、アートの素材になったモ…

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