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 熊本市立小中学校の児童・生徒で、熊本地震の影響でカウンセリングが必要だと思われる子どもは953人だったと、熊本市教育委員会が11日に発表した。1~2月にかけて、すべての児童・生徒計6万321人の心や体の状態を調べた。

 市教委の調査は2016年5月に始まり、今回で9回目。「眠れない」「怖い夢を見る」といった回答から悩みや不安を把握した。

 今回、カウンセリングが必要だと判断した児童・生徒は953人で、前回調査(17年11月)から8人減った。新たにカウンセリングが必要となった児童・生徒は434人だった。

 カウンセリングが必要とされた児童・生徒の人数は地震翌月の調査の2143人が最多で、17年2月は465人にまで減ったものの、ここ3回は800~900人台で推移している。

 専門家の分析などから、市教委では「時間の経過で封印していた気持ちが表に出るようになった」「成長とともに気持ちを語る表現ができるようになった」とみている。今年度もカウンセリングの必要性の高い学校に複数のスクールカウンセラーを配置するという。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(神崎卓征)