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 佐賀県の神埼市長選が15日投開票され、無所属現職の松本茂幸氏(67)=自民、公明推薦=が、元プロレスラーで無所属新顔の大仁田厚氏(60)を破り、4選を決めた。当日有権者数は2万6153人、投票率は65・80%(前回無投票、前々回76・96%)だった。

 8年ぶりの選挙戦となった今回は、新庁舎計画や、人口減少と高齢化が進むまちの振興策をめぐって論戦が展開された。

 松本氏は2006年の2町1村の合併以来、インフラ整備など3期12年の実績を掲げ「これまでやってきたからわかることがある」と市政の継続を主張。高齢者の生きがいづくりや福祉の向上に努めるとした。

 また、新庁舎計画については「国の補助率が大きい合併特例債を使って市民の負担を抑えている」と理解を求めた。

 選挙戦では自民、公明の県議のほか、県内外の国会議員も出陣式や総決起大会で応援演説。組織戦を展開し、逃げ切った。

 大仁田氏は元プロレスラー、元参院議員という知名度を生かし、ふるさと納税で100億円を集め、小・中学校の給食無償化などに充てると主張。新庁舎計画については「無駄なものは削る」と見直す考えを示し、「新しい風を吹かせる」と訴えた。

 政党の推薦は無かったが、原口一博衆院議員(佐賀1区・民進)が「友人として」支援し、元・旧千代田町長の内川修治県議も応援。SNSでも積極的に発信したが、及ばなかった。(杉浦奈実)

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