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 出所者の社会復帰を支えるNPO法人「マザーハウス」(東京)の五十嵐弘志理事長(54)は前科3犯、20年近く服役した。再犯者による事件がなかなか減らない中、出所者の住まいを提供し、仕事に就く手伝いをしている。

 マザーハウスは2012年に設立。東京都墨田区の住宅街に立つマンションの1室が事務所だ。スタッフは五十嵐さんをはじめ、出所時に支援してくれた弁護士や妻ら計10人。不動産店からアパートのあっせんを受けて出所者の住まいを確保するほか、出所者にはマザーハウスが手がける輸入コーヒーの販売などで働いてもらいながら、一緒に仕事を探す。これまで約40人が職を見つけて自立した。

 「自分を見ている人がいる、と分かってもらうことが大切」。五十嵐さんは、マザーハウスを知った受刑者から送られてくる手紙に返信し、今では約750人と文通している。収入はコーヒー販売や寄付が専らで赤字だが、五十嵐さんが月3回ほどのペースで大学や教会に講演に赴き、運営を支えている。

 自身も両親の離婚を機に中学で非行に走り、3度、服役した。「殺人と覚醒剤以外、悪いことはほぼ全部やった」

 ただ、前回の服役前、拘置所で…

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