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 父(精神科医の石川信義さん)は破天荒で、漫画の主人公のような人です。周りに人が集まってくる「スーパースター体質」だから、僕のライブにたくさんの人が入っているのを喜ぶ母に、「うちの子だぞ、当たり前だ」と言い放ったそうです。

 僕が生まれた頃、群馬県に病院を建てました。患者を閉じ込めない完全開放病棟を先駆けて実現しました。平日は群馬なので顔を合わせるのは週末だけ。ちょっと離れたところにいる、先生のような存在でした。

 週に1度、家族で食事会を開き、父は近況報告を兼ねて、自分が目指すことを話してくれました。社会的弱者のためにどうしたらいいか。偏見というのはどういうものか。父から学んだ考え方は僕のベース。心から尊敬しています。

 父は会社員になってから医者になっています。勉強や進路についてあれこれ言われたことはありません。ただ、「自分の意見が言える仕事に就いた方がいい」とだけ言われました。

 僕が日本語でラップをすること…

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