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 2012年の中央自動車道・笹子トンネル天井板崩落事故で、息子や娘を亡くした遺族など10人が13日、事故現場近くに植えられる予定の苗木2本と「対面」した。樹齢2千年ともいわれる国の天然記念物「山高神代桜」の種から、地元のNPO職員・三枝基治さん(68)が自宅で育てたものだ。

 遺族らは北杜市武川町に三枝さんを訪ねた。2本の苗木は高さ2・6メートルと1・9メートルまで伸びている。その後、「親」にあたる山高神代桜が境内にある実相寺へ案内された。

 「桜が大好きだった」という石川友梨さん(当時28)の父・信一さん(68)と母・佳子さん(60)=神奈川県横須賀市=は3年前から毎年訪れている。佳子さんは「苗木はちゃんと育っていた。友梨も喜んで、楽しみにしていると思います」と言った。

 松本玲さん(当時28)の母・…

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