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 田んぼのオーナーになって、田舎の楽しさを体験しませんか――。南知多町のNPO法人「田舎暮らし支援センター」が、主に都会で暮らす家族を対象に稲作の希望者を募集している。耕作放棄地を減らし、里山の景観を維持する狙いもある。

 オーナーを募っているのは南知多町豊丘の水田11アールで、3~4アールの3区画に分かれる。山あいの谷に広がる緩やかな傾斜の棚田の一部で、昨年まで地元農家が主に自家用米を栽培していた。田舎暮らし支援センターは「ヒメボタルやヘイケボタルも見られ、カエルやトンボもたくさんいる。自然と触れ合いながら、都会ではできない体験を楽しめる」という。

 支援センターは十数年前から、農家の高齢化と後継者不足で増える耕作放棄地を借り受け、稲作やビワ栽培などを体験してもらう活動に取り組んできた。事務局の石黒正重さん(75)は「子どものころ、楽しく過ごした里山の美しい風景が、耕作放棄で消えていくのは寂しい。はるか昔から続いてきた里山の風景と環境を維持したい」と話す。

 オーナーには田植えや草刈り、…

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