拡大する写真・図版 イカナゴ

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 大阪湾の水温が上がり、生物相が様変わりしつつある。代表的な魚だったイカナゴやアナゴがとれにくくなり、温暖な海を好む生き物の進出が目立つ。海の幸の豊富さで、かつて「魚庭(なにわ)」と呼ばれた大阪湾は今後どうなっていくのか。

 大阪湾で3月17日、2月26日から続いたイカナゴの新仔(しんこ)(稚魚)漁が終わった。甘辛く炊いたくぎ煮は春の味として人気だが、近年は希少だ。1980年代に7千トンを超えた大阪府の漁獲量は2015年803トン、16年47トンと急減した。

 地元の漁業者は漁期を短縮してイカナゴの保護に努めているが、府の推計で昨年は105トン、今年も175トン程度となっている。

 すしや天ぷらの材料として親しまれてきたアナゴも水揚げが激減している。府内の漁獲量は34トン(16年)で、90年代の20分の1だ。

 大阪府立環境農林水産総合研究…

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