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 沖縄県名護市辺野古の米軍基地建設反対運動で、工事用車両のゲート前にブロック約1500個を積んだとして、威力業務妨害罪などで有罪判決を受けた山城博治さん(65)と稲葉博さん(67)が14日、静岡市葵区で裁判報告集会を開いた。稲葉さんは静岡市出身で、「静岡・沖縄を語る会」(富田英司代表)が支援してきた。

 2人はブロックを積んだ10カ月後に逮捕され、数カ月間拘留された。名護署前に釈放を求める人が集まって「不当逮捕」と抗議を繰り広げた。那覇地裁は3月14日、山城さんに懲役2年執行猶予3年、稲葉さんに懲役8月執行猶予1年6月の判決を言い渡した。

 山城さんは「実刑にできなかったのはみなさんの声のおかげ。海外でも釈放を求めるデモがあり、全国から35万の署名が集まった」。稲葉さんは「留置場でハンストして20キロやせ、規則正しい生活ができた。本土の人間として本気で沖縄に関わる機会を得た」と笑いを交えて話した。

 4月23~28日に辺野古のゲート前で連日500人の座り込みを計画しており、2人は「静岡からもぜひ参集を」と呼びかけた。(阿久沢悦子)