【動画】徳之島の春を彩る希少な花々=外尾誠撮影
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 紫や褐色を帯びた花びらが妖艶(ようえん)なトクノシマエビネに、鳥の脚のような葉を広げたオオアマミテンナンショウ。トクノシマカンアオイは茎の根元に独特の形の花をつける。いずれも世界で徳之島だけに自生する固有の絶滅危惧種。春を彩る希少な花々を求めて3月下旬、世界自然遺産に推薦されている森を歩いた。

 案内役は環境NPO「徳之島虹の会」会員で、天城町三京(みきょう)集落の区長も務める豊村祐一さん(62)。新緑の山をハブに気をつけながら1時間ほど登ると、林床にトクノシマエビネ(ラン科)の姿が。凜(りん)として美しく、薄暗い森がそこだけ輝いてみえる。「きれいでしょう。でも色の良い株から採られてしまう」と豊村さん。かつては足の踏み場もないほど生えていたが、園芸用の採取や森林伐採で激減。環境省レッドリストで絶滅の恐れが高い「絶滅危惧IB類」に分類されている。近くで黄色の花を咲かせていたレンギョウエビネ(同)も絶滅危惧Ⅱ類。

 さらに進むと、太い幹の中が大きくえぐれたスダジイの老木が現れた。中に入って見上げると、幹にあいた穴がハート形に見える。「最近みつけた。自然は面白いね」。笑顔に戻った豊村さんが説明してくれた。

 徳之島の遺産候補の森は243…

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