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 福岡市中央区の市動物園で14日、熊本地震に遭い、熊本市動植物園から避難してきた2頭のウンピョウの動物ガイドがあった。昨年も地震の発生日に実施しており、飼育員は「ウンピョウを見たら熊本地震に思いをはせてほしい」と話す。

 メスのイーナ(13歳)とオスのジュール(13歳)。ウンピョウは飼育環境の変化に敏感で、震災間もない16年4月23日に福岡市動物園に来たが、新しい獣舎になじめず、一般公開ができたのは3カ月が過ぎた8月だった。当初は1カ所でじっとしていたが、徐々に獣舎内の丸太に登り豊かな動きを見せるようになった。

 動物ガイドでは、イーナが来園者からエサの馬肉を受け取り元気な姿を見せた一方、ジュールは今週変わった丸太の影響か、座ったまま。飼育員の三宅一平さん(61)は「預かっているので、必ず健康な状態で戻したい。いつまでいるか分からないので、市民にたくさん見てほしい」と話す。

 ウンピョウは長いしっぽと雲が流れるような模様が特徴。2頭とも16年3月に横浜市立よこはま動物園から熊本にやってきて被災。ヒョウの獣舎が空いていたことから、福岡市動物園にやってきた。(宮野拓也)