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 中国の2018年1~3月期の国内総生産(GDP)は、物価の変動分を除いた実質成長率(速報値)が6・8%だった。17年10~12月期と横ばいで、政府の年間目標6・5%前後を上回った。引き続き消費や生産が好調で、民間企業の投資や輸出も盛んだった。国家統計局が17日発表した。

 同時に発表された同じ時期の主要な経済統計によると、GDPへの貢献が大きい消費では、小売総額が前年同期比9・8%増と引き続き拡大した。なかでもインターネットを通じた小売額は34・4%と大幅に伸びた。国民の収入が増え、雇用と物価も安定し、人々の購買意欲が高まった。

 建物や工場など固定資産への投資は7・5%増と前年同期より1・7ポイント下落した。ただ、その大半を占める民間企業による投資を見ると8・9%増と好調だった。一方、昨年2割増のペースで増えてきたインフラ投資は13・0%増にとどまった。消費や民間企業による投資が好調ななか、インフラ投資で成長を支える必要性が減ったとみられる。

 大都市での購入規制の影響で昨年、伸びが緩やかだった不動産開発投資は加速し、10・4%増だった。鉱工業生産は前年同期と横ばいの6・8%増だった。

 好調な世界経済に支えられ、輸出額は5452億ドル(約58兆4千億円)で14・1%増と大幅に伸びた。

 国家統計局は1~3月期の経済について、「安定の中で改善する態勢が続いている」との見方を示した。(福田直之)

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