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 青森県下北地域の基幹病院・むつ総合病院の医師不足に対処するため、むつ市など5市町村でつくる「下北総合開発期成同盟会」(会長=宮下宗一郎むつ市長)は12日の総会で、派遣医師をヘリコプターで送迎するシステムの導入を県に求めていく方針を決めた。医師の通勤負担を軽減できるうえ、一刻を争う救急医療にも対応できるとしている。

 ヘリによる医師搬送システムは、離島の多い長崎県で2013年から始まっており、期成同盟会事務局のむつ市は今年3月に視察。ヘリ導入に5億円、格納庫整備に1億円、年間維持費に1億円かかると見込む。このシステムで、例えば片道3~4時間かかっている弘前大医学部からの応援医師は30分程度で駆けつけられるようになるという。

 一方、むつ総合病院には21の診療科があるが、常勤医は41人で20人不足しているという。命に直結する脳神経外科や心臓血管外科を含む9科に常勤医がいない状態だ。宮下市長は「医師確保に取り組んできたが、全く成果を上げることができなかった。このシステムが導入できれば医師不足の特効薬になるのではないか」と話した。

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