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 お年寄りが昔懐かしい風物の塗り絵に取り組むことで、認知症の予防に役立てる「おとなの塗り絵」が兵庫県姫路市内の出版社から刊行された。子どものころから親しむ姫路城や播磨地域の祭り、名所などの絵に自由に色を塗り、同時に風物に関する思い出を書き記す。認知症予防の専門家は「目と手を使い、記憶を呼び戻すことで脳の活性化につながる」と評価している。

 「金木犀(きんもくせい)舎」(代表・浦谷さおりさん)が昨年出版した「播磨 おとなの塗り絵&思い出筆記」(A4変型判、24ページ)。イラストレーターでもある浦谷さんが描いた「書写山円教寺とロープウェイ」(姫路市)、「赤穂御崎・伊和都比売(いわつひめ)神社の鳥居」(赤穂市)、「五百羅漢」(加西市)などのイラスト5点と、切り絵画家の八田員徳さんが制作した姫路城や「相生ペーロン祭」(相生市)など6点の計11点の塗り絵をおさめている。お年寄りらは色鉛筆などで自由に彩色できる。

 別ページには、風物に関する質問をのせ、答えを書いてもらう。姫路城では、「城へお花見に行ったことはありますか」「どんなものを食べましたか」など、子どものころの出来事を思い起こせる構成にした。

 認知症の予防に役立つとされる…

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