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 映画「男はつらいよ」の舞台になった千葉県松戸市の田園地帯に、大規模な物流センター構想が持ち上がっている。近くを流れる江戸川の一角は、演歌「矢切の渡し」の舞台としても知られる。業者側は来春にも開発許可を得たい考えとされ、市議会や一部の農家から「貴重な景観が壊れる」と反対の声が出ている。市も「なぜ、手続きを急ぐのか」と困惑顔だ。

 田園地帯の広さは約100ヘクタール。映画の主人公・寅さんの故郷、東京・葛飾柴又から江戸川を挟んで500メートルほどの場所にある。今は春先に植えた甘くて柔らかい特産の「矢切ねぎ」の緑がまぶしい季節だ。市内を含め江戸川の下流沿いにこれほど広い農地は、なかなかない。

 映画の第1作は、矢切の土手から、寅さんが渡し船で20年ぶりに柴又に帰るシーンで始まる。第6作でも矢切の田畑と柴又の家並みの空撮映像が登場。矢切の風景は長年続いたシリーズの定番だ。渡し舟は、細川たかしさんの演歌「矢切の渡し」で歌われた。伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の舞台でもある。

 「映画のシーンやJR常磐線か…

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