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 三重県津市立の小中学校と幼稚園の給食のアレルギー対応について、市教育委員会が独自のマニュアルをつくり、今年度から運用を始めた。安全性をより重視し、アレルギーのある場合は「食べられる量だけ食べる」という対応をやめ、「食べる」か「全く食べない」かのどちらかになる。アレルギーを持つ子の楽しみを奪わないよう、人気メニューから原因食品を除くなど献立にも知恵を絞る。

 学校給食を巡っては2012年、東京都の公立小で、乳製品にアレルギーのある女児(11)がチーズ入りのチヂミを食べてショック死した。県内では16年、県教育委員会がアレルギー疾患について手引を作成。市町では、津市が初めてマニュアルを作った。

 市教委によると、市立小中学校と幼稚園に在籍する2万2275人のうち、5・8%に食物アレルギーがある。これまでは統一のマニュアルは無く、原因食品の量や加熱具合、「加工食品なら食べられる」など、保護者らの申告も加味して個別に対応してきた。

 調理場の対応も複雑だった。た…

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