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 内戦が続くシリアで、アサド政権軍による化学兵器の使用が疑われる攻撃がやまない。米英仏は14日のシリア攻撃で「政権軍の化学兵器施設」を標的にしたと説明した。これに対し、政権は化学兵器は全て廃棄したと反論し、使用を否定している。政権軍による使用疑惑が相次ぐ背景には、どんな事情があるのか。(イスタンブール=其山史晃、ブリュッセル=津阪直樹)

 「建物の中は遺体だらけだった。口元には泡を吹いた跡があり、顔は青ざめていた」

 シリアの首都ダマスカス近郊の東グータ地区ドゥーマ。7日夜に化学兵器の使用が疑われる攻撃があった現場を8日に訪れた住民の男性は、朝日新聞の電話取材にそう証言した。男性は「アサド政権軍がまた化学兵器を使ったとしか考えられない」と訴えた。

アサド政権は使用を否定

 トランプ米大統領は、攻撃はアサド政権が化学兵器を使ったと断定。マティス米国防長官は「塩素ガスが使われたと確信している。サリン使用の可能性も排除しない」と説明した。

 これに対し、アサド政権と後ろ盾のロシアは、政権軍による化学兵器使用を全面否定している。政権支持者は「内戦勝利を確実にした政権が化学兵器を使う必然性はない」と反論する。

 だが、政権軍が化学兵器を使い…

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