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 南相馬市立総合病院(福島県南相馬市)は、県立医大(福島市)との遠隔診療を採り入れた人工透析治療を始めた。両者をテレビ電話でつなぎ、医大の専門医が同院の医師に助言する。浜通りは透析を担う医療機関が不足しているが、医療機関の連携によって改善をめざす。同院によると、こうした取り組みは国内でも珍しいという。

 南相馬市立総合病院は人工透析の機器8台を導入し、人工透析室を設置した。同院には専門医がいないため、この部屋で透析を受ける患者の映像や血圧、脈拍数、カルテなどのデータを医大に送付。医大の腎臓・高血圧内科学講座の専門医と共有し、助言を受けられる態勢をつくった。

 3月26日の開始日には南相馬市内から2人の患者が訪れ、人工透析を受けた。約2年半、宮城県の医療機関に片道1時間以上かけて通院していたという40代の男性は「家からすぐ着くので、とても楽になった。地元で受けられるのはやはり安心だ。遠隔診療にも何ら不安は感じなかった」と話した。

 南相馬市立総合病院の及川友好…

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