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 小学6年と中学3年を対象とした文部科学省の全国学力調査が17日にあり、国公私立学校の小中学生計約213万人が参加した。国語と算数・数学に加え、今年は3年ぶりに理科も出題された。学力調査の実施は今年で11回目となる。

 問題には実生活に近い題材が多くみられた。例えば、小学校理科では「メダカを飼う水槽の水温を下げるため、特定の時間帯に(太陽の光が当たると電池になる)光電池でプロペラを回して風を起こす」という場面を設定。太陽の位置と電流の関係をものづくりに生かす力をみた。

 中学校の国語Bでは、「総合的な学習の時間」での「ロボットに期待すること」というテーマの発表が題材とされた。資料や発表、他の生徒2人による発表者への質問を踏まえたうえで「あなたはどのような質問をするか」を記述させた。話の展開に応じた質問ができるかを問う狙いだ。

 文科省は来年度から中学3年向けに英語の「読む・書く・聞く・話す」の4技能を測る調査も3年に1回ほどのペースで導入する方針で、今年5月には抽出で予備調査をする。また、これまで国語と算数・数学では「知識」を問うA問題と「知識を活用する力」を問うB問題を分けてきたが、来年度からは一本化する方向で検討している。

■結果提供、7月に…

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