[PR]

 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長は電撃訪中に続き、文在寅(ムンジェイン)・韓国大統領や、トランプ米大統領との首脳会談を予定する。大きく動き出した北朝鮮を巡る情勢をどうみるか。韓国の李鍾奭(イジョンソク)元統一相に聞いた。

 過去2回の南北首脳会談と違い、今回は米朝首脳会談が続いて行われるのが特徴だ。朝鮮半島で冷戦構造が続いたのは南北と米朝の二重対立があったから。今回は(朝鮮戦争休戦後)、六十数年ぶりの機会だ。

 米韓は十分連携している。米国は当初、北朝鮮が非核化に応じると考えていなかったが、韓国の分析と判断が米朝対話の実現に大きく貢献したと思う。

 最も重要な非核化問題は、南北と米朝の会談における共通の議題だ。トランプ米大統領も金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長も、会談では合意したい。文在寅(ムンジェイン)韓国大統領は米朝の仲裁や調整を目指すが、南北会談で公表できることは少なく、非核化をめぐる合意は高い水準にはならない。

 正恩氏は、米国による北朝鮮へ…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら