宮廻潤子
2018年4月17日19時15分
「静岡水わさびの伝統栽培」が世界農業遺産に認定されたことを受け、イタリアでの認定証授与式に公務で出席予定だった川勝平太・静岡県知事が17日、急きょ渡航を取りやめた。パスポートが見当たらなかったためという。難波喬司副知事が1日遅れで出発し、代理で出席するという。
県秘書課によると、16日に川勝氏から「知事公舎で探したが、パスポートが見つからない」と連絡があった。川勝氏がパスポートを最後に確認したのは1月末、公務でタイを訪問した時だったという。
川勝氏は17日に羽田空港を出発し、19日にローマの国連食糧農業機関(FAO)本部で行われる授与式に出席して自ら「静岡水わさびの伝統栽培」についてプレゼンテーションする予定だった。秘書課によると川勝氏はショックを受けた様子で「非常に残念だ」と話しているという。(宮廻潤子)
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朝日新聞社会部